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【インタビュー】COOヨーダ。日本に来て12年目の彼は情にあつく、お酒が大好きな、ナップワンをこよなく愛する男!

「俺が日本で一番好きなのは、ナップワンとあきらと西中島南方(笑)」
Nupp1のCOO Joerg Weisshaar。社内で私たちは「ヨーダ」と呼んでいる。そんなヨーダはドイツのシュトゥットガルト出身。日本にきてもう12年目。
学生生活と起業経験、ITコンサルを経て今。そんな肩書きだけをきくと、近寄りがたいめっちゃエリートなイメージをもってしまいがち。でも本当は、ナップワンを愛していて、とっても情にあつく、そしてお酒が大好き!今回は、みんなのアニキ的存在、ヨーダを徹底取材!

ヨーダのルーツを探る!

ーはじめて会った時、私が大阪出身だといったら、ヨーダは西中島南方が好きと言ってくれました。今日はそのルーツ、を教えて下さい!

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10年以上前のヨーダ

もう10年以上前のことになりますが、オランダのフローニンゲン大学で国際経営を勉強していた時に、半年間大阪大学に留学したことがあります。留学する前に、合計2年くらい東京に住んでいたことがあって、テレビなどの影響で「大阪」という場所はとても面白い印象になっていました。そのため、期待をしすぎたのか、大阪大学が繁華街からちょっと離れている物理的な問題もあり、最初はかなりがっかりしてしまいました。

勘違いして欲しくないのですが、大阪大学ではとても良い経験が出来て、留学生の仲間もたくさん出来ました。ですが、面白さでいうと、そこまで特別感がなかったです。であれば、友達が多く住んでいる東京の大学でも良かったなと思ってしまったこともありました。

ちょうどその時に、ある知り合いから「国際交流会」みたいな外国人と日本人が交流出来るイベントに誘われました。その日は体調が良くなく、本当はあまり行きたくなかったけど、大阪の面白さは自分の手で掴むしかないかなと思ったので行きました。そして、初めて阪急の「南方」という駅に降りました。

正直いうと、その時は西中島にあまり興味なかったです。もしその国際交流会の開催場所が西中島じゃなかったら、今の人生はどうなっているでしょうね。

本題に戻ると、その交流会は「南ぬ風」(パイヌカジと読みます)という沖縄料理屋で開催されました。面白そうな人がたくさんいて、色んな人と話しましたが、正直いうと、誰も頭に残っていないです。但し、初めて沖縄料理を食べて、初めて泡盛を飲んで、特に泡盛に恋をしてしまいました。

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今でもヨーダと沖縄料理を食べに行くと「八重泉」を頼みます(笑)

飲み方が良く分からなかったから、ガンガンオンザロックで、「残波」からオーナー・西表出身の「まーちゃん」のおすすめの「八重線」まで色々飲んで、楽しくなりました。気がついたら、交流会の人たちはみんな帰ってしまっていて、その沖縄料理屋のスタッフと常連さんと交流して、終電まで飲んでいました。帰る前に、ある常連に「明日もいるから、おいでや」と言われて、もちろん次の日とその次の日も行きました。その店のスタッフ、オーナーと常連さんはみんな大切な友達になり、正直なことをいうと、もう大阪大学より、そこからの4ヶ月間ほとんど西中島で時間を過ごすようになりました。留学の単位はもちろんちゃんと取りましたけど(笑)。

その時に色々ありましたが、皆大切な親友になり、その人達に会えなかったら、恐らく長く日本にいよう、日本で働こう、と思っていなかったと思います。

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長い話を短くすると、最高の親友と西中島で出会って、西中島でまったりしているので、自分の中の日本の最高の駅が新大阪の隣の西中島南方になっています(最近綺麗になりましたし(笑))。あぁ、帰りたくなりました。

ナップワンのアイデアが生まれたきっかけ

ー社員のなかで、最もナップワンを利用しているのがヨーダだけど、もともと筋トレしてたの?

全然していないですね。子供の時からずっとサッカーをやっていて、19歳くらいから6年間くらい空手をやっていましたが、筋トレは好きじゃなかったです。但し、スポーツする習慣が一応ありまして、良くランニングなどしたりしました。

但し、コンサルになってから、色々忙しくなったので、4、5年くらい何もやらないことになりました。その時に、飲み会なども増えるようになり、最後の方にはかなり不健康な人生を過ごしてしまいました。

自分をまた健康な道に戻すために何が必要かと色々考えていた時に、ナップワンのアイデアが生まれました。というと、自分が日本にあって欲しかったサービスを生み出しただけの話なので、最もナップワンを利用する、最もナップワンを愛するのは当たり前の話だと思います。

今はかなりの運動習慣を取り戻したので、そろそろ「1分単位」じゃなくて、どこかに「月額の行き放題」にしないといけないですけど(笑)。

あきら(Nupp1取締役)との出会い

ーあきらさんとはいつ、どうやって知り合ったの?

先ほどは大阪の行きつけの店の話をしましたが、あきらと出会ったのは東京の行きつけの店になります。7年前くらいになると思いますが、よく飲みに付き合ってくれた看護師さんの友達がいて、ある夜にまだ飲み足りていない状態で青山の俺のフレンチ・イタリアンから追い出されて(当時はまだ時間制でした・・・)から、その看護師さんの彼氏が最近開いた飲食店「ビストロガフ」に行きました。

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左から   大輔さん、ヨーダ、あきらさんの若き頃の写真

人生初の錦糸町だったし、当時の印象はまだそんなに良くなかったので、ここって本当に大丈夫かなと思っていました。但し、店の雰囲気と食べ物がとても良くて、友達の彼氏も良い感じだったので、すぐお気に入りの場所になりました。そこのビストロガフにスターティングメンバーとしてバイトしていたのがあきらでした。

まだ良く覚えている。髪の毛が長くて、服はなんとなくだらしなくて、注文したものをほとんど間違えて持ってきたり、なんだか掴みどころがない男でした。そういいながら、話が上手で、ずっと笑顔で対応してくれて、実際にテーブルに持ってきてくれたものは俺が注文したもの以上に、今の自分の気分に合うものでした。

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当時の藤暁(現Nupp1取締役)

この人って面白い!その日から、俺は良くビストロガフに行くことになって、あきらと良く話したり、遊んだりしました。もちろん色々ありましたが、どこかのタイミングでこの人って、こう見えて、本当には真直ぐで、裏が一切なくて、友達への思いが強くて、何があっても守ってくれる。。。最高な人だと分かるようになりました。何回も一緒に会社を作りましょう、一緒に仕事をやりましょうという話がありました。実際に今そうなっているのは最高に嬉しいです。なので、「面白いことやるよ」と声をかけてくれた時に、ナップワンのスターティングメンバーとしてこの会社とサービスを立ち上げるのは当たり前のことでした。やはり尊敬と信頼出来る友達と働けるのは最高です。

これからのナップワンについて

ーヨーダはナップワンをどうしていきたい?

会社のナップワンとサービスのナップワンを分けて考えた方が良いと思います。個人的には「存在価値」「成長」「幸福」の三の観点を大事にしたいと思っています。

「存在価値」ナップワンが常にこの界に良い影響を与えるようになり、「三方よし」を大切にする。
「成長」ナップワンに関わっている人が常に人としても、一人のプロフェショナルとしても成長出来る環境を提供する。
「幸福」ナップワンに関わっている人が毎日の仕事と出会いで楽しさを感じて、出来るだけストレスフリーの環境を作る。


スタートアップだからこそ、毎日楽しく、モティベーションが高く、勉強と新しい気が付きが多く働けると思います。但し、大きな会社と違って、組織としてまだ色んなものが綺麗に決まっていなくて、ピンチやなかなか読めないことが多くて、場合によってストレスを感じやすいところもあります。そこのマイナス的な気持ちを乗り越えられる力を持っていて、何があっても全員が元気いっぱいで働ける組織を作りたいと思っています。

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サービスに関しての考えはそれとかなり似ていて、私達のユーザー様とパートナー様はもちろん、関わっているステークホルダーを含めて、ナップワンが存在してよかったまでの状態に持っていきたいです。

ユーザー様で考えれば、今までやってみたかったけど出来なかったもの、以前やっていたけど続けなかったもの、今でもやりたいけど出来なくなったものをもう一度ナップワンを通して出来るようになって欲しいです。

今のかなり忙しい毎日の中で、私と同じようにもう一度フィットネス習慣を取り戻して、健康な毎日を過ごして欲しいです。そのために、フィットネスに関してのハードルを出来るだけ下げて、誰でも自分にあっている条件で自分にあっているフィットネスを見つけられるようにしたいです。自分のライフスタイルに合わせて、色んな面白いことを出来るようになったら、最高に嬉しいと思っています。

その中で、出来るだけ私達のパートナー様の活動を支援して、フィットネス業界を全体的に盛り上げて、日本を全体的にもっと健康にしたいです。日本とフィットネスはもちろん最初の一歩だけですが、他の別の業界に横展開しても、同じ三方よしの考えで、ナップワンを全てのステークホルダーに必要とされているサービスにしたいです。


【編集コメント】ヨーダ、ありがとう!無茶振りなお題をふったかなあと思ったけれど、ヨーダのルーツをいっぱい聞くことができて、昔の写真もいっぱい見ることができて、私は個人的にもとっても嬉しい企画になりました。ヨーダがいろいろリサーチをしてくれて、みんなのアニキ的存在になってくれているから、チームとしてとても強いなあと感じます。いつもありがとう!そしてこれからもよろしく頼みます!

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